先日の日記では桶の底を入れる溝を彫っていました。
そこに底板を嵌める前にやる事があります。
木殺しです。
物騒な名前の「木殺し」ですが、これは木工の技法のひとつです。
今回の場合は、溝の部分を押して凹みを更に凹ませます。
こんな感じ↓でぐりぐりと押して凹ませていきます。
こうやって押して凹ませますが、凹みの深さを深くして板を嵌めやすくするのが目的ではありません。
この凹みは時間や水分でもとに戻ります。
なので底板が更にがっちり嵌って水漏れが更にしにくくなります。
そういう目的で行っているのです。
この後、意外ととすぐに戻ってしまうので急いで底板を嵌めました。
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