桶かつ日記

茨城県水戸市で風呂桶などを作っている桶屋の日記です

竹の花立て

先日の竹箍を作るために採った竹が余ったので花立てにしました。

お墓とかで地面に刺して使う花立です。

そこそこ量があったので箱一杯になりました。

 

 

地面に刺しやすいように一部先を尖らせています。

もう少し竹が残っているので、そちらは底を平らにしてみようかなとも考えてみました。

そうすれば家の中で使えるかと。

 

 

 

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竹箍の樽の活躍風景を見学させていただきました

先日納めてきた竹箍を締めなおした樽ですが、祭事で使われるとのことで見に行ってきました。

水戸にある妙真寺さんです。

 

祭事とのことで飾りがついて、なんだか納めた時より立派に見えます。

竹箍がまだ新しいので緑が良い感じです。

 

これをどう使うのかと言うと、もちろん中に水が入っていて

修行の方(?)が水を被るという。

 

間近で見ると迫力が凄いです。

樽も立派にお役目をはたしてくれているのを見られて嬉しいです。

 

因みに水戸は梅が咲き始めています。

偕楽園は早咲きの梅が見ごろだとか。

こちらの妙真寺さんでも咲き始めていました。

上の写真は水を被る前です。

 

 

 

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コースターも削ってみた

家族から使っていたコースターが汚れたので削って欲しいと言われました。

昔作ったコースターです。

濡れた鉄製品を乗せたらシミが出来てしまったとの事。

 



何となく深く染みていそうなので相当削るようかもとも思ったのですが。

今回は鉋で削ってみました。

削ってみたら意外と表面で留まっていてくれたので、少し削ったら綺麗になりました。

 

 

思ったより綺麗になりました。

 

 

 

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水廻しして完成

前回の竹箍かけ。

5個終わりました。

竹箍が掛け終わったら最後は水廻しということをします。

水廻しは、ようは水を入れることです。

ただ水を入れるだけではなく全体が濡れるように入れていきます。

 


水漏れの確認と乾燥した木が水を吸ってよりぴったりとくっつく為に行っています。

 

ちなみにもともとは乾燥による板の縮みと箍のゆるみによる隙間が出来ていました。

目で見て分かるくらいに隙間が出来ています。

勿論水漏れしちゃってました。

 

こういうのもちゃんとくっついて水漏れもしなくなりました。

5つとも大丈夫でしたので、納品してきます。

 

 

 

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竹箍を編んでかけていく

先日、竹を取ってきて竹紐を作りました。

今度はそれを作って竹箍(たけたが)を編んでいきます。

今回は樽の掛け直しを依頼されたものです。

 

まずは竹だけで箍を編んでいきます。

 

 

箍が編みあがったら樽にかけていきます。

写真の黄色い線は仮輪です。

仮箍とも言います。

その名の通り一時的に掛けている箍で竹箍が掛けられたら後で外します。

 

箍を嵌める為に上からすこしづつ叩いて、嵌めていくのですが箍を直接叩くわけではありません。

締め木という板を当てて、その締め木を叩いて落としていきます。

 

 

この時点で竹箍の端はびょんびょんと飛び出したままです。

箍が掛け終わったら、この飛び出している端は鑿で切り落とします。

 

 

樽の上部に2本、下部に3本掛けて、仮輪を外して出来上がりです。

 

 

5つ頼まれているので、後4つ。

頑張ります。

 

 

 

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風呂の日と竹の処理

前回の日記を書いた日は2月6日で風呂の日だったようです。

気付かなかった。

11月26日が「良い風呂の日」なのは知っていたのですが。

何かお風呂に関することを描けば良かったかなと反省。

来年こそは、でしょうか。

 

そして地味に前回の切った竹を処理しています。

 

 

紐状の竹の縁や節部分を削っていきます。

この後タガを編むのに邪魔にならないように、怪我をしないようにする為です。

今回は数があるので、結構時間がかかってしまいました。

でもこれでようやく竹箍が編めます。

 

 

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竹取りと下処理

昨日は水戸も雪でしっかり積もりました。

今日もちょっと雪と雨を行き来しています。

この後は雨で雪を溶かしてくれるとありがたいなと思いつつ空を見ています。

 

 

※後半に虫の写真がありますので、苦手な方はご注意ください。

 

 

雪が降る前に、先日砥いだ竹銑を持って竹を取りに行ってきました。

そこで竹の下処理もしてきました。

 

鋸で切り倒した竹は竹銑で少し割って、取った竹で割っていきます。

まずは太めの竹で縦半分に割っていきます。


竹を割った性格と言うようにぱきりと割れていきます。

それを更に細かく割るのは細い竹で。


こうやって細長い紐状の竹にしていきます。

写真奥にあるような状態ですね。

この後竹箍を編んでいくので長さが必要なのです。

 

竹細工をする方など上手な方は竹銑で全部割ったりするのですが。

竹銑は片刃なので私などはうっかりすると偏った太さにしてしまいます。

斜めに割ってしまうというか。

なので、このように竹で割っていった方が間違いなくて安心なのです。

 

割っていくと中に虫の入っている竹もありました。

外からは綺麗なのにどこから入ったんですかね。

竹取の翁が見つけたのは輝夜姫ではなく虫が現実なんでしょうか。

 

こういう竹は使えないので、余計に竹林で下処理しちゃったほうが良いんですよね。

後で足りなくなると困りますからね。

 

 

 

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